薔薇！薔薇！！薔薇！！！

昨日の夜、Ｓ・ステージをさせていただきました。

今回の花材は輸入商社「クラシック」のバラ！

ケニアとエクアドル産










とにかくステムが太く花デカイ！！

かなりインパクトあります！
この時期私の行っている市場はバラが少なく
花も小さい物が多いので
実際、輸入のバラの相場はかなり強い

最近の輸入物はバラに限らずどんどん品質も良くなってきているし



ところで、世界中の輸出の６０％がオランダからだそうだ
しかしながらその輸出量も年々減っていくと予想されている。

ユーロ高と原油高騰で採算が合わなくなってきているらしい

去年はアメリカ、日本、中国への輸出量はマイナスだったそうだ。
アメリカ、日本は納得としても
なぜに中国？？？
景気いいんじゃないの？？

そうです！　景気いいんです！！

オランダでは採算の合わないとふんだ業者は
すでに中国で生産を始めているそうです
中国拠点に輸出をとオランダの技術を導入してはじめたのだが
輸出どころか国内消費でいっぱいいっぱいだとか・・・

今日閉幕する北京オリンピック
表彰台にあがった選手が受け取るブーケ
賛否両論はあるものの
あのバラの大きさにはびっくりしてる花屋さんの声を耳にする

だからあのデザイン？？　なんて思ってみたり


さらにロシアの発展も目をみはるものがあり
ますます日本、がんばらにゃぁ～～って感じ


技術的には日本の生産者さんは世界でもトップレベルにあると思っている
立地、気候面のマイナスを技術でカバーし
品質も海外のものと比べても群を抜いている

あとは時代をどう読むか


答えはたくさんあってここでは言えません


今回のＳステージで一度にこれだけ多くの輸入バラを見て
一本一本を細かく見ると
確かに細かい傷が若干あったり葉の状態も国産のそれと比べたら劣るが
最近多くのデザインに見られるように
マスに使うとそのマイナス面は見事に打ち消される

デザインも葉を見せるものが少なくなっているので
葉の痛みを気にする花屋さんも少なくなってきてるのでは？？

加えてケニア、コロンビア、エクアドルなどの輸入物は
ロットが２０～３０本と少々高くても買い易かったり

スタンドにはやっぱり輸入！なんて話も聞く


そういえば最近、オランダのバラを見なくなった
何処へ？？？
ハイドランジアにシフトしてるらしい・・・
・・・なるほど



今回　「クラシック」さん
スリーブに一つずつネームプレートを付けてくださってました。

ディスプレイしたバラの下に付けてあります
見やすいように品種ごとにまとめてあります。

機会があったら見てみてください


今回布を使わずに家庭菜園用ポリエチレンフィルムを使用
私の安易な考えのため
たくさんのしわが出来てますが
そこは見ないで花を見てください！


さらに大量に両面テープを使用
市場の方　ごめんなさい
撤収後の処理、かなりヘビーです・・・(^_^;)


とどのつまり、この時期
のどから手が出るくらい欲しいバラでした・・・。